ゴルフ場の施設について
みなさん、こんにちは。
なんか暖かい日が続いたり寒い日が急にやってきたりと不安定な冬ですね…
まるで僕のドライバーみたいです
(ある日はスライサー、ある日はプルストレート、ある日はチーピン気味…泣)
自分で言っていながら泣けてきました。
さて、今日はみなさんにプレーには全く関係ない無駄な知識を(笑)
ゴルフ場の1ホールを作るのにいくらかかるか想像したことありますか?
全国平均で1ホール作るのにいくらでしょう?
1,500万円
2,5,000万円
3,1億
4,2億
5、10億
答えは…
4、2億
です。
1ホール2億かけてゴルフ場を作っています。
んな馬鹿な!
と思うかもしれませんが、今からの話を聞くと納得していただけると思います。
みなさんが普通にプレーしているゴルフ場。
マンホールの上にボールが止まったこと、ありますよね?
でも、芝が張ってある中にマンホールっておかしくないですか?
夏、プレーしていたら、隣のホールのグリーンではスプリンクラーで水をまいていた
そんなシーンを見たことありますよね?
そうなんです。
ゴルフ場の地下には、排水設備や上水道の設備がびっしり!
○ティーイングエリア
○バンカー
○グリーン
には排水設備が整っています。
よ~く考えてください。
すべてのバンカー、全てのティーイングエリア、全てのグリーンの地下に排水設備ですよ。
さらにゴルフ場によりますが、全てのグリーン、全てのティーイングエリア、フェアウェイの中心にスプリンクラーがあります。
ということは、そこまで上水道が通っているということです。
さらに考えると…ゴルフ場の近くには水がたまるのかたまらないのかよくわからない貯水池がありますよね?
あれは、ゴルフ場から出る排水を一旦貯める貯水池で、ゴルフ場を作る際に必ず作らないといけない(水害を起こさないため)ものです。
それも作らないといけません。
それを踏まえて、ゴルフ場の設計者(ゴルフ場設計者協会という協会もあります)が設計書を作って、用地買収→設計→施工となります。
なので地面を平らにして芝を植えて、グリーンを作って…という簡単なものではありません。
更に言うと…ティーイングエリアやグリーンの周りにはモグラの侵入や竹の侵入を防ぐための板が埋めてあったりします。
もちろん、練習グリーンにも。
そういう細かな手間まで含めて、できたホールの上で僕たちはプレーをしています。
だからこそ、ゴルフ場としては、お客様に丁寧に使って欲しいし、マナーを守って楽しんでいただきたい、というのが本音です。
でも、そんな事を注意すると
「わしゃー、客だぞー!」
という昭和な方はたまにいらっしゃるわけで…
ゴルフ場も大変です。
そんなゴルフ場でプレーをするのにも、お客様視点で考えると100円でも安い方がいい、という方は多くいらっしゃるわけで…
(そういう方に限ってパチンコには10,000円くらいすぐ使うw)
ここまでお金がかかっているコースなので、100円くらいでグダグダ言わないでくださいよ(泣)と言いたくなるのがゴルフ場の本音でもあります。
年間維持費に1億程度かけてゴルフ場はコースを管理しています。
どうか、みなさん、マナーを守ってください。
グリーンエッジまでカートに乗っていくことなんて本当にしないでください。
コース管理の方々がどれくらい手をかけてコースを管理しているか、ほんのちょっとでいいので考えてください。
どうかどうかよろしくお願いします。
そして、ゴルフを思いっきり楽しんでください!